秋田の食:豆腐カステラ 甘みに「もてなしの心」
会員向け記事
お気に入りに登録

豆腐カステラは県南、とりわけ角館周辺に古くから伝わる郷土料理です。帰省した家族と食卓を囲み、お正月に食べたという方もいるのでは。以前は冠婚葬祭はもちろん、地域の人が集まる場などに欠かせない一品でした。
昔の農家は大豆も、みそも家で作るのが当たり前でした。農閑期は豆腐も自家製です。豆腐は硬めで、1丁の重さが500グラム超もあるものが定番でした。今スーパーで売られているのは300~400グラムくらいですから、かつての自家製豆腐は随分重かったんですね。
※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1381 文字 / 残り 1155 文字)
(全文 1381 文字 / 残り 1155 文字)