ニュースの「つぼ」:「スズムシ群棲地」県天然記念物の指定解除
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県文化財保護審議会は先月末、日本の北限とされる五城目町の「スズムシ群棲(ぐんせい)地」について、県天然記念物指定を解除するよう県教育委員会に答申した。県と町が2014年から19年まで実施した調査で、指定地における生息が確認できなかったためだ。解除に至る経過を振り返ると、天然記念物の在り方について関係者が情報を共有し、一体となって保全する仕組みづくりの必要性が浮かぶ。
群棲地は森山(325メートル)の麓にある小池地区の民有地約28ヘクタールで、1960年に県天然記念物に指定された。
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