ニュースの「つぼ」:「スズムシ群棲地」県天然記念物の指定解除

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
1960年以前の森山(上、県文化財保護室提供)と、現在の森山(下、五城目町教育委員会提供)。かつては草地が広がっていたが、現在は麓の大半がスギの植林地となっている=写真はいずれも天然記念物の指定地外
1960年以前の森山(上、県文化財保護室提供)と、現在の森山(下、五城目町教育委員会提供)。かつては草地が広がっていたが、現在は麓の大半がスギの植林地となっている=写真はいずれも天然記念物の指定地外

 県文化財保護審議会は先月末、日本の北限とされる五城目町の「スズムシ群棲(ぐんせい)地」について、県天然記念物指定を解除するよう県教育委員会に答申した。県と町が2014年から19年まで実施した調査で、指定地における生息が確認できなかったためだ。解除に至る経過を振り返ると、天然記念物の在り方について関係者が情報を共有し、一体となって保全する仕組みづくりの必要性が浮かぶ。

 群棲地は森山(325メートル)の麓にある小池地区の民有地約28ヘクタールで、1960年に県天然記念物に指定された。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1093 文字 / 残り 850 文字)

この連載企画の記事一覧

同じジャンルのニュース