故障の水門、5年間点検せず 秋田市茨島の住宅浸水問題

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故障によって閉まり浸水の原因となった茨島地区の水門=18日
故障によって閉まり浸水の原因となった茨島地区の水門=18日

 秋田市茨島地区で雨水などを旭川に排水する下水道の水門が故障して周辺の住宅が浸水した問題で、秋田市上下水道局は22日、水門を5年間点検していなかったことを明らかにした。同日開いた住民説明会で説明し、被害を受けた住民からは批判の声が上がった。

 浸水は水門を固定する鉄製の棒の留め具が壊れ、水門が脱落して閉まったのが原因。16日から降った雨水が排水されずに道路にあふれ、住宅12棟と空き家1棟が浸水した。普段は水門が上部で固定されて、雨水が旭川に流れる状態になっている。

 市上下水道局によると、水門は不具合が生じた場合にその都度対応をすることにしており、定期的な点検は実施していなかった。壊れた水門は老朽化で腐食した可能性が高いとみているが、5年前にどのような理由で点検したかは「記録がないので分からない」(同局)という。

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