吹雪激しく視界不良…モーグルW杯たざわ湖大会、無念の中止

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レースが中止となり会場を後にする選手ら=午後3時25分ごろ、たざわ湖スキー場
レースが中止となり会場を後にする選手ら=午後3時25分ごろ、たざわ湖スキー場

 2020FISフリースタイルスキーワールドカップ(W杯)秋田たざわ湖大会最終日は23日、仙北市のたざわ湖スキー場でデュアルモーグル方式によるモーグル第9戦を行う予定だったが、予選途中で吹雪が強まり視界不良のため中止となった。6年連続6度目の開催となるたざわ湖大会で中止は初。

 競技は予定通りに始まったが、開始から30分ほどすると吹雪が激しくなって視界が悪くなった。数回の中断を挟んで続行を図ったが、天候が回復しなかったため、主催者の国際スキー連盟は競技役員や審判団らと協議。選手の安全面などに配慮し、午後2時すぎに中止を決めた。

 大会前は深刻な雪不足に直面。会場周辺の駐車場から雪を運搬するなど懸命のコース整備で開催にこぎ着けただけに、関係者は無念の表情を浮かべた。

 大会組織委員会の平岡太一事務局長(44)=仙北市スポーツ振興課=は「雪不足から始まり、多くの方に協力してもらって開催できたのに残念だ。審判が採点する競技の特性を考えると、視界不良での中止はやむを得ない」と述べた。

 コース設営責任者で、県スキー連盟の田口晶英副理事長(69)は「最初から最後まで天気に翻弄(ほんろう)されっぱなし。予選が始まっていただけに、できることなら最後までやりたかった。選手の安全のためには苦渋の決断だった」と語った。

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