【判明】文科省メール、51分後の撤回 休校要請のドタバタ
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安倍政権が突如下した前例のない休校要請は、国の教育行政を司る文部科学省を混乱させ、影響は瞬時に全国へ波及した。
「子どもたちの健康と安全を考え…」。27日午後7時すぎ、秋田県庁内にある県教育庁のオフィスでは、テレビニュースが伝える安倍晋三首相の姿に30人ほどの職員が見入っていた。
帰宅済みの課長らが呼び戻され、緊急の会議が7時40分ごろから始まった。しかし、最初のメールから51分後の8時24分、前言撤回のメールが届いた。
緊急会議は午後10時近くまで続き、県内の全対象校に休校を要請することを決定。小中学校と高校、特別支援学校の卒業式は、卒業生と教職員だけで行うという異例の対応も決めた。
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