洋上風力発電の疑問(中)ハタハタ漁 海域、資源の変化注視を

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風車の影響を把握するための調査が必要だと指摘する藤原さん=新潟市の日本海区水産研究所
風車の影響を把握するための調査が必要だと指摘する藤原さん=新潟市の日本海区水産研究所

 国が洋上風力発電施設を優先整備する「促進区域」として有望視する県内2区域について、漁業関係者からはハタハタ漁への影響を懸念する声がある一方で、風車の海中部の支柱に集魚効果を期待できるとの声も聞かれる。

 日本海区水産研究所(新潟市)の資源管理部沿岸資源グループ長を務める藤原邦浩さん(44)は「ハタハタの資源がどのような影響を受けるかは、現時点では不明だ」と語る。

 本県沿岸のような、ハタハタの産卵や稚魚の保育場として重要な海域に風車が建てられた事例はなく、今から継続的に海中をモニタリング調査すべきだと指摘。また、風車の建設や稼働によって生じる振動などにハタハタがどう反応するかを事前調査することも提言している。

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