1億円超流用、住職ら懲戒 尾張徳川家ゆかりの寺

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 尾張徳川家とゆかりのある愛知県瀬戸市の「定光寺」の前住職(75)と息子の前副住職(46)が、檀家から受け取ったお布施など計約1億1千万円を私的に流用したとして、臨済宗妙心寺派(大本山・妙心寺、京都市右京区)は28日までに、2人の僧籍を削除する「擯斥」の処分にした。同派で最も重い懲戒処分という。27日付。

 妙心寺派宗務本所によると、2人は2013年7月~17年2月、お布施や寺の預金を私的に流用。同派の聞き取りに「適正に処理した」と否認したが、具体的な使途の説明がなく、金を返却する意思がないと判断した。

 名古屋国税局が、所得税の源泉徴収漏れを指摘していた。