突然でも笑顔で別れ、角館・中川小 「最後にやり切った」

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全校児童が楽しいひとときを過ごした
全校児童が楽しいひとときを過ごした

 突然の休校決定により、3月末で閉校する仙北市角館町の中川小学校は、28日が児童たちの最後の授業日となった。週明けに予定していた在校生が卒業生に別れを告げる行事を前倒しして開催するなど、全校児童30人が最後の一日を複雑な思いで過ごした。

 同校は2019年度で144年の歴史に幕を下ろし、角館小学校と統合する。この日は、昼前に市教育委員会が3月2日からの休校を正式に決めたことを受け、3日に予定していた「6年生ありがとうの会」を午後から急きょ開催。校舎中央にあるじゅうたん敷きの広場「なかよしホール」に児童が集まり、クイズやゲーム、在校生から卒業生へのメッセージカードのプレゼントなどで盛り上がった。

 終了後、高橋雅己校長がこの日で最後の授業となることを改めて伝えると、直前まで笑顔がはじけていた児童たちも真剣な表情で聞き入った。6年の佐々木夕君は「後輩たちと会えなくなることは悲しいけど、中川小での最後の日だから思いっ切り楽しんだ」と話した。

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