中国ミサイル発射、昨年は百発超 日本射程も多数、米衛星が探知

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軍事パレードに登場した多弾頭型ICBM「東風41」=2019年10月、北京(新華社=共同)
軍事パレードに登場した多弾頭型ICBM「東風41」=2019年10月、北京(新華社=共同)

 中国が弾道ミサイルの開発や運用訓練のため昨年1年間で計百数十発を発射していたことが29日、分かった。米軍の早期警戒衛星などが探知した。複数の関係筋が明らかにした。主に内陸部で行われており、発射数は米国やロシアと比べて突出。日本を射程に収めるミサイルも多数含まれる。中国が質量ともにミサイル戦力の増強を図っていることが裏付けられた。

 中国は発射数を公表しておらず、実態はほとんど分かっていなかった。

 日米は、中国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の多弾頭化などで米国に対する核抑止力の向上を図る一方で、中距離戦力の強化に特に力を入れているとみて警戒している。