秋田の洋上風力を「漁業協調型」の先進地に

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 洋上風力発電など海洋産業の研究活動を行う海洋産業研究会(東京)の中原裕幸常務理事(72)がこのほど、秋田市で講演するため来県し、取材に応じた。本県の沖合で洋上風力発電の事業化に向けた動きが活発になる中、発電事業者と漁業者の双方が利益を享受できる「漁業協調型ウインドファーム」の実現を訴えた。

 ―漁業協調型ウインドファームとはどんなものか。

 「風車の基礎部を人工魚礁に利用し、(魚介類を人工的に育成、管理する)海洋牧場とすることが挙げられる。災害時に漁業現場に電力を供給したり、洋上風力発電施設の建設、保守点検の際に漁船を利用したりすることもできるだろう」

 ―風車における人工魚礁の先進事例を教えてほしい。

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