時代を語る・鈴木英雄(35)猟に憧れ若者が移住

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鈴木家に代々伝わるマタギの巻物(部分)
鈴木家に代々伝わるマタギの巻物(部分)

 私が打当マタギのシカリ(頭領)を務めるようになったのは5年ほど前です。マタギに憧れて北秋田市に移り住み、猟に加わる人が現れ始めたのがきっかけです。

 祖父の辰五郎の後にシカリになったのは2人だけで、その後しばらくはシカリの不在が続きました。私が若い頃に20人近くいた打当マタギも5、6人まで減ってしまい、みんなシカリ並みの力量だから「別にシカリいらねべ」ということになっていたんです。ところが若い人がマタギとなり、猟をするとなれば、その人たちを指導するためにシカリが必要、ということになりました。

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