時代を語る・川村忠(3)親の勧めで大学進学

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おふくろのサヱノと遊びに行った岩館駅のホームで=昭和36年
おふくろのサヱノと遊びに行った岩館駅のホームで=昭和36年

 秋田東中学校に上がった昭和35(1960)年、大変ショックなことが起きました。おやじの末蔵が亡くなったのです。まだ50歳。これから魚屋の商いを大きくしていこうという矢先の出来事でした。

 葬式が終わる頃、私は思っていました。長男として魚屋の後を継ぐのだと。誰から言われたわけでもありません。おふくろや4人の姉たちが「後継ぎのあの字」を口にすることもありませんでした。なぜそう感じたのか、今でも不思議な気がしますが、やはり「長男=後継ぎ」の時代だったんでしょうね。

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