時代を語る・川村忠(15)威勢の良さが売りに

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歳末商戦。多くの買い物客でにぎわう市場=昭和56年12月31日付秋田魁新報から
歳末商戦。多くの買い物客でにぎわう市場=昭和56年12月31日付秋田魁新報から

 秋田市中央卸売市場にも活気がありました。昭和50(1975)年に開設されたばかりだったからね。魚の箱が山積みにされ、夜が明けないうちから、競りが行われていました。

 競りっていうのは一つの「勝負事」です。次から次へと進む競りで魚の良しあしを瞬時に見極め、競り落とさなければなりません。自然、勢いが生まれます。―今日はいいのを仕入れることができた。これくらいの値段でお客さんに提供、おいしい食卓を囲んでもらおう―。

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