巣立ちを迎えて:卒業式に出られなかったPTA会長
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者や在校生、来賓らの参加を取りやめ、規模が縮小された秋田市内の公立小中学校、高校の卒業式。出席できなかったPTA会長はどんな祝辞を贈ろうとしたのか。式では読み上げることができなかったメッセージに込めた思いを聞いた。
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「まったく日の目を見ないのはどうも据わりが悪いので」。秋田高校OBで、PTA会長の長谷川敦さん(46)は卒業式当日の1日正午すぎ、自身のブログを更新し、祝辞の文章を公開した。
PTA会長経験者からのアドバイスを基に、「自分の子どもに語りかけたいこと」を主眼に置いてまとめたという。祝辞は式の前日に学校に届け、代読された。
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