【Bリーグ休止】ハピネッツ白濱主将「複雑なんです…」

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ドライブで駆け上がる白濱=2月9日、おおきにアリーナ舞洲
ドライブで駆け上がる白濱=2月9日、おおきにアリーナ舞洲

【白濱僚祐主将】

―(14、15日の)SR渋谷戦は無観客でしたが他のチームにいろんなことが起きた。普段より集中できなかったのでは?

白濱 そうですね。他のところで試合をやっている、やってないと聞いて(不安が芽生え)、「じゃあみんなやらなくても」という気持ちは正直多少あったかもしれないです。試合するって決まっている以上やんなきゃいけないし、向かっていかなきゃいけない。けど心の中にはそんな気持ちが少なからずあったろうと思います。

―14日に1試合、翌日に別のカード1試合が中止。チームとして「この状況で試合をするのか」というような空気はあったのでは。

白濱 それはありましたね。単純に自分たちにかかるリスクへの心配があった。「怖いな」という感情はあった。(リーグ全体としての)勝敗を決めるに当たり、これで勝ち負けを決めるのはフェアじゃないという話もしていた。他のチームもみんな万全のモチベーションじゃなかったと思う。

―今季好調なSR渋谷に1勝1敗だった。

白濱 僕たちも渋谷も似たようなチームで、ああいう状況でもお互い全力で試合をした。1勝1敗の結果は自信にもつながったんですけど、確かに素直に喜べないところはあった。無観客の時、渋谷の選手と話しましたがみんな同じような感じで、不安を持ちながらやっている印象でした。手洗い・マスク・うがいをちゃんとやって、それでもかかったらしょうがない。基本秋田は平和だと思っているんですけどね(笑)

―2度目の休止を言い渡された時の気持ちは。

白濱 複雑なんです。僕たちはこう、うーん。「中止になって(ほしい)」って思う人もいるだろうし、ブースターさんたちには楽しみにしている人もいる。ぎりぎり降格プレーオフ圏内のチームは「中止になってほしくない」って思っているかもしれない。みんなそれぞれの思いがあるでしょうから一概には言えないですが。

―奥さんの反応はどんな感じでしたか。

白濱 奥さんも元プロバスケ選手なので、こうやって他のプロリーグが中止や延期になっていく中、「(Bリーグは)なんでやるの」という気持ちはあったみたいで。確かにリーグ発展のために経営も大事だと思うんですけど、まずは命が大事。選手もそうですけど二次感染のリスクもある中、「なんで続けるの」っていうのは思っていたようです。自分もその気持ちには納得しました。

―残りのリーグが全て中止となることは頭にあるか。

白濱 全然あります。けど、そう思っていると再開したときにつらいので再開されることを信じていきます。

―外国籍選手の反応はどんな感じでしょう。目に見えて心配そうな様子は?

白濱 どうですかね。良いやつらだからそういう不安を自分たちに見せていないけど、国に帰れない不安などはもしかしたらあるかもしれない。でもこの前の試合(渋谷戦)も良いプレーをしてくれましたから。

―終盤戦がどうなるか分からなくなった。

白濱 けが人がいて全然フルメンバーがそろわないですけど、チームとしてやっと調子が上がってきた時だった。続けてみたかったっていうのはある。

―チームの成長について感じていることを教えてください。

白濱 新加入選手が入ってシステムも変わり、守備については独特な部分もある。秋田のスタイルにやっと慣れ、勝ち星を重ねるにつれて「やってきたことは間違っていなかった」と自信をつけてきた。「ここから」という感じでした。

―再度休止が発表された後、水野社長からどんなことを伝えられたか。

白濱 リーグの現状、クラブの現状を伝えてもらった。「こういう時だからこそ僕たちからファンに向けていろんな取り組みをした