秋田駐屯地の自衛隊員がコロナ感染 県内5例目

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 陸上自衛隊の陸上幕僚監部は30日、秋田市の陸上自衛隊秋田駐屯地の20代男性隊員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は5人目。陸上自衛官の感染例は全国で初めて。

 幕僚監部によると、男性隊員は27日から嗅覚・味覚に異常を感じ、30日に秋田市内の医療機関を受診。ウイルス検査の結果、陽性が確認された。重症化はしていない。31日に県内の感染症指定医療機関に入院する。

 男性隊員は1月から今月26日まで、訓練のため陸自多賀城駐屯地(宮城県多賀城市)に滞在。同駐屯地内で宿泊していたが、飲食などで外出できる環境にあったという。26日に車で秋田市に戻り、翌日に症状を自覚した。

 陸自は秋田駐屯地の他の隊員3人が濃厚接触者と判断。同駐屯地の中で隔離し、2週間ほど健康観察を続ける。

 一方、県のウェブサイトに掲載された秋田市保健所の文書によると、男性隊員は4人と車に同乗し25日に帰県。濃厚接触者は家族3人、寮の同室者3人を含め10人で、今後ウイルス検査を行うとしている。

 陸自幕僚監部広報室は「現時点では感染源は把握できていない」としている。