佐竹家の太刀、秋田に戻らず 台湾の日本刀収集家が購入

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都内の古美術店で販売され、売約された佐竹家の刀「八文字長義」
都内の古美術店で販売され、売約された佐竹家の刀「八文字長義」

 佐竹家の太刀(たち)、“里帰り”かなわず―。都内の古美術店で年明けから売りに出されていた旧秋田藩主・佐竹家の太刀が、台湾の日本刀収集家に購入されたことが分かった。ゆかりのある秋田県に戻る可能性はなくなり、地元の刀剣愛好家からは残念がる声が聞かれた。

 太刀は「八文字長義(はちもんじちょうぎ)」の呼び名があり、初代秋田藩主・佐竹義宣(よしのぶ)の父で猛将として知られた義重(よししげ)が愛用。大正時代に競売に出されて以降、愛好家の元を転々とし、昨年末に都内の古美術店が中東の王族関係者から買い取って3500万円で販売していた。

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