時代を語る・川村忠(21)出ては消える改築話

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総代会の改築承認を伝える秋田魁新報=昭和59年6月22日付
総代会の改築承認を伝える秋田魁新報=昭和59年6月22日付

 どうにかしなければならない―。秋田市民市場の人たちは、建て替えの必要性を認識していました。商売人の集まりです。お客さんの動向を肌身で察知、変化を感じていました。駐車場付き市場の新築話が出てきたのは、昭和50年代に入ってからのことです。

 初代市民市場のオープンは39(1964)年。それから10年余りしかたっていません。48年には3階建ての立体駐車場(145台)も設置。ただ、それで十分とはいえませんでした。マイカーの普及、食生活や買い物の仕方の変化と、市場はひたひたと押し寄せる時代の「うねり」にもまれていたのです。50年代の半ば以降は、大型店進出の影響も加わります。

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