始まる鹿角新電力(4)課題 価格変動にどう対応

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鹿角市十和田毛馬内に設置された太陽光発電施設。かづのパワーは、電力調達価格の変動リスクへの対応策として自前の発電施設を保有することを想定している
鹿角市十和田毛馬内に設置された太陽光発電施設。かづのパワーは、電力調達価格の変動リスクへの対応策として自前の発電施設を保有することを想定している

 鹿角市の地域電力小売会社「かづのパワー」は市役所や小中学校など市内の一部公共施設に電力供給を始める2020年度の売上高を1億1334万円と見込んでいる。21年度以降も供給する公共施設数を増やして1億6191万円、2億9684万円(22年度)と売り上げを伸ばし、民間事業所にも供給を始める23年度には8億956万円まで引き上げる構想を描いている。

 同社は社長と社員の計2人態勢でスタートを切る。日々の需給計画の立案など電力小売事業者に求められる専門的な仕事は、新電力の業務支援を手掛ける会社「パワーシェアリング」(千葉県)に委託する。専用のシステム導入などの初期投資を抑え、安価な料金プラン作りにつなげていく考えだ。

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