県内10例目の感染確認 由利組合病院の女性看護助手

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
県内10例目の新型コロナウイルス感染者について会見で説明する堀井副知事(左)と佐々木健康福祉部長=3日午後6時5分ごろ、県庁
県内10例目の新型コロナウイルス感染者について会見で説明する堀井副知事(左)と佐々木健康福祉部長=3日午後6時5分ごろ、県庁

 秋田県は3日、由利本荘市の由利組合総合病院の50代女性看護助手が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は10人目。職員の感染を受け、同病院は4日から15日まで、外来診療を休診する。入院患者への対応や救急患者の受け入れは続ける。

 県によると、看護助手は都内から由利本荘保健所管内の実家に帰省し、2日に感染が確認された10代女性の母親。2日に微熱や軽い倦怠(けんたい)感の症状が出たほか、保健所からの勧めで帰国者・接触者外来を受診した。県健康環境センターでのウイルス検査で陽性が確認された。

 看護助手は内科外来で患者を案内するなどの補助的業務を担当。3月28日に娘の10代女性と接触してからは、土日を除く30~1日に病院に勤務した。患者への処置は行っておらず、県は「患者との接触は限定的」とみている。

 看護助手が10代女性と濃厚接触していたことを受け、由利組合総合病院は3日、女性が勤務していた内科と隣接2科の外来を休診とした。4日から、休診対象を全ての外来に広げる。

 3日に会見した堀井啓一副知事は、10代女性から母親の看護助手へ二次感染した可能性について「母親の行動歴をさらに詳細に聞き取り、検証する必要がある」と述べるにとどめた。

 10代女性の実家では、母親のほか3人が同居しており、県はこの4人が濃厚接触者に該当すると判断した。1人は検査で陰性が確認され、残る2人は4日に検査を実施する予定。

 県はこのほか、10代女性が28日に帰省して以降、29、30の両日に友人2人と買い物などで長時間行動を共にしたことを明らかにした。この2人も3日にウイルス検査を受け、いずれも陰性だった。