五輪・パラ延期の影響(上)競技力 ピークの再調整が必要

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昨年8月の世界選手権で2連覇を飾った永原和可那(上)、松本麻佑組
昨年8月の世界選手権で2連覇を飾った永原和可那(上)、松本麻佑組

 開幕を4カ月後に控えていた東京五輪・パラリンピックは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来夏に開幕が延期された。4年に1度の大舞台を目標にするアスリートにとって、どのような影響があるのか。トレーニング学の専門家や指導者、世界を知るアスリートから話を聞いた。

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 大会がちょうど1年延期となったことで、気になるのは出場を目指して練習してきた選手の競技力はどう変わるのかという点だ。若手もベテランも、集大成として臨むはずだった大会だが、1年であればあまり影響がないというのがアスリートの見方だ。

 バドミントン男子シングルスで2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ、五輪2大会に出場した北都銀行の佐々木翔監督(37)は、34歳まで選手生活を続けた。その経験から「現役最後まで力は伸びた。常にアップデートし続けているという感覚を持ち、前向きに続けることができた」と語る。

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