旧田代小を土方巽、舞踏研究の拠点に 東京NPO、資料移管

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運び込まれた土方の写真パネルなどを手にする鎌鼬の会の小西忠彦理事(左)と菅原理事長
運び込まれた土方の写真パネルなどを手にする鎌鼬の会の小西忠彦理事(左)と菅原理事長

 秋田市出身の舞踏家・土方巽(ひじかたたつみ)(1928~86年)や舞踏に関する多くの資料が、東京から羽後町田代地区の旧田代小学校校舎に移されている。同地区には土方の資料展示施設「鎌鼬(かまいたち)美術館」があり、近年は海外からも舞踏ファンが訪れている。資料移管に携わる東京と同町双方の関係者は、校舎を舞踏のアーカイブ施設とし、美術館と併せ同地区を舞踏研究と展示の拠点にしたい考えだ。

 資料を移管した東京のNPO法人「舞踏創造資源」は、土方の資料管理団体。森下隆代表理事(70)は、かつて土方の舞台公演制作に携わった縁で、先月まで慶応大アート・センター土方巽アーカイヴ(東京)の運営も行った。以前から交流のあった鎌鼬の会から資料移管の希望があったことや、田代地区を訪れる舞踏ファンが増えている現状などを鑑み資料を移そうと判断したという。

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