女子差別「受け流していた」 不正入試で気付かされた感覚

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2018年夏に明らかになった東京医科大医学部入試での女子差別。元受験生と大学側が争う裁判が今も続いている
2018年夏に明らかになった東京医科大医学部入試での女子差別。元受験生と大学側が争う裁判が今も続いている

 「え、それってニュースなの?」

 2018年8月、東京医科大が医学部医学科入試で女性や浪人生の点数が低くなるよう操作していた問題が発覚した時、医師のユカさん=県内、40代、仮名=はそう思った。

 知り合いの医師とも「これは『ニュース』になるんだ」と驚き合った。「医学部で女子の点数を低くする差別はきっとあることだと、みんなうすうす気が付いていたんです」

 女は、女だというだけで差別される。そして自分も「差別される側」なのだとユカさんが感じたのは学生時代。病院実習の時だった。

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