【WEB独自】変わりゆく横町通り…旧大島商会の解体終わる

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 秋田市大町6丁目の横町通りのシンボル的存在だった赤れんが造りの建物「旧大島商会店舗」が、道路の拡幅工事に伴う解体を終えた。1901年に県内初の百貨店として誕生、2000年には国登録有形文化財となった歴史ある建物とあって、近隣の人々は寂しさを口にしている。

【旧大島商会店舗とは】

 旧大島商会店舗は、幅9メートル、奥行き7メートルの総2階建て。完成翌年の1902(明治35)年、大嶋勘六が百貨店「大島商会」を創業した。洋品や高級雑貨、自転車など流行の先端をいく商品を取りそろえ、富裕層の心をつかんでいたが、昭和に入り経営が悪化、廃業した。

 建物は37(昭和12)年に秋田市の菓子店「髙砂堂」の三代目社長・故塚本幸三郎さんが買い取り、貸店舗としてきた。これまで喫茶店やラーメン店、ゲームセンターなどに姿を変え、内部はその都度、改装が施された。

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