試練を越えて(1)秋田南高・剣道 稽古工夫、成長の糧に

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
防具は着けず、互いに距離を取って稽古に励む秋田南高剣道部=9日
防具は着けず、互いに距離を取って稽古に励む秋田南高剣道部=9日

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月の高校スポーツの全国大会は全て中止に追い込まれた。現在も感染予防に気を使った練習を余儀なくされている。それでも高校生は逆境に負けず情熱を燃やす。現実にどのように向き合って、乗り越えようとしているのか。ひた向きな姿に迫った。

 ◇  ◇

 今月9日。秋田南高の剣道場に、力強く踏み込んで竹刀を振る音が繰り返し響いた。新学期が始まり、部活動自粛期間も明け、剣道部員たちは真剣な表情で生き生きと稽古に取り組んだ。

 先月上旬に金森康臣監督(36)が全国選抜大会(3月26~28日、愛知県春日井市)の中止決定を伝えた時、部員たちは静かに耳を傾けた。何となく覚悟はしていたが、主将の小野貫太(3年)はやりきれない思いも抱えていた。努力の末に勝ち取った出場切符だったからだ。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1031 文字 / 残り 682 文字)

秋田の最新ニュース