竿燈の本質、邪気を払い地域を守る まつりは中止になっても…

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昼に町内を練り歩き、路上で竿燈を上げる室町竿燈会の差し手=1965年ごろ(武藤さん提供)
昼に町内を練り歩き、路上で竿燈を上げる室町竿燈会の差し手=1965年ごろ(武藤さん提供)

 「本来の竿燈を取り戻したいな」。室町竿燈会に所属する秋田市添川の武藤元さん(56)は言う。まつりは中止となっても、江戸期から伝わる伝統行事としての竿燈は途絶えさせたくないと考えている。

 竿燈まつりは、睡魔や邪気を御幣に乗り移らせて川に流す「ねぶり流し」が起源とされる。

 毎年、各町内の代表者が8月3日の朝に秋田市千秋公園の八幡秋田神社で御幣を受け取り、まつりが始まる。その御幣は期間中、竿燈の先端に取り付けられて周囲の邪気を集める役目を担う。まつり最終日の翌日に刈穂橋から旭川に御幣を流すことで、厄災を避けることができるとされる。

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