外旭川放火事件、懲役12年維持 一審破棄「量刑影響ない」

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 2017年に住人4人が死傷した秋田市外旭川のアパート火災で、現住建造物等放火と邸宅侵入の罪に問われた無職の男(54)=同市泉北=の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部(潮見直之裁判長)は21日、一審秋田地裁の裁判員裁判判決を破棄し、邸宅侵入は無罪とした。一方、放火の有罪は維持した上で「刑の量定に大きな影響を及ぼすとは言えない」とし、一審と同じ懲役12年を言い渡した。

 一審判決は、男が出火時間帯に現場近くにいたことや、捜査段階で火を付けたと供述したことなどから、被告が正当な理由なくアパートの共同玄関に侵入し放火に及んだと認定。放火と侵入のいずれも有罪とした。弁護側は第三者による犯行だとして無罪を主張していた。

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