自粛中、困り事の力に 鹿角のNPO、首都圏会員とネット交流

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パソコンの画面を通じ、首都圏在住者らと交流するかづのクラッシイのメンバー
パソコンの画面を通じ、首都圏在住者らと交流するかづのクラッシイのメンバー

 秋田県鹿角市の移住者らでつくるNPO法人「かづのclassy(クラッシイ)」は、首都圏の住民とインターネットを通じて交流し、困り事などの相談に乗っている。新型コロナウイルスの感染拡大による自治体からの外出自粛要請で、家にこもりがちとなっている人と顔を見ながら会話し、精神的にリラックスしてもらう狙い。同法人は「鹿角から各地に元気を届けたい。できる範囲で要望にも応えていきたい」と話している。

 鹿角市は関係人口創出事業の一環で2018年度から「鹿角家(け)」と名付けたネットワークづくりを進めている。市の課題解決の力となってくれる市外在住者を「家族」に見立て、交流を図っている。鹿角家会員には定期的に鹿角市民の困り事を直接伝えており、過去には首都圏在住の会員が鹿角を訪れ、人手不足に悩む農家の作業を手伝ったことがあるという。

 19年度からは同法人が鹿角家に関する事業を主体的に手掛けている。緊急事態宣言が発出され、これまで鹿角の困り事に対応してくれた首都圏在住会員の力になろうと、インターネットを使った交流を企画した。

 15日には初の行事として、鹿角市十和田毛馬内の同法人の拠点施設で、ビデオ会議システム「ズーム」を活用したお茶会を開催した。埼玉、東京、神奈川在住の20~40代の鹿角家会員らが参加し「トイレットペーパーが手に入りにくい」、「美容院になかなか行けない」、「離れて暮らす親に会うことを控えている」と日々の暮らしぶりを説明した。

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