花輪ばやし中止に市民からため息 経済に計り知れぬ打撃

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花輪ばやしの中止を発表する戸澤会長(左)と児玉市長
花輪ばやしの中止を発表する戸澤会長(左)と児玉市長

 27日に中止が発表された秋田県鹿角市の花輪ばやし。祭りの期間中は市出身の首都圏在住者らが担い手となるために帰省し、街が一年で最もにぎわう。市が試算した観光客の往来による地元への経済波及効果は30億円。市を代表する一大行事の中止に担い手や商工関係者からは「残念だが仕方ない」、「影響は計り知れない」といった声が上がった。

 小学生の時から参加している会社員中西健さん(39)は「安全確保のためには仕方のないことだ」と話す。毎年、祭りには進学や就職で市を離れた首都圏在住者らが帰省し、屋台の運行に携わっており「花輪ばやしの時期に街が一番活気づく。それを感じられなくなるのが残念だ。新型コロナウイルスが一刻も早く終息し、来年、元気に参加できることを願っている」と話す。

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