風力発電拡大、野鳥への影響懸念 愛好者「場所選定厳密に」

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風車近くで見つかった鳥の死骸を指さす佐々木さん=3月18日、由利本荘市
風車近くで見つかった鳥の死骸を指さす佐々木さん=3月18日、由利本荘市

 秋田県内で拡大する風力発電に複雑な思いを抱く人たちがいる。林立する風車が野鳥の生息環境を脅かすと懸念する野鳥観察の愛好者たちだ。再生可能エネルギーの必要性に理解を示す一方、立地場所の調査は慎重に進める必要があると指摘。沖合で構想がある洋上風力の行方も注視する。

 海岸線に風車が立ち並ぶ由利本荘市の子吉川河口。風車の真下の砂浜で3月中旬、骨と右翼だけが残ったトビの死骸が見つかった。「由利本荘市野鳥を愛する会」代表の佐々木正美さん(72)は、風車の羽根や支柱に鳥が衝突するバードストライクの可能性が高いとし、「心配だ」と風車群に目をやった。

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