地方点描:道の先に[本荘支局]

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 都内に住む高校2年の少年が、物置から見つかった競技用自転車で当てもなく北を目指す。羽田圭介さんの小説「走ル」には本県も登場し、国道7号を経て到着した秋田市街を見て「大都会じゃないか」と驚く場面がある。小説が世に出たのは12年前。仮に今だったら「こんなに風車があるのか」と目を見張るのではないか。

 本県の風力発電所は5月時点で66カ所、風車は311基を数え、導入量は全国トップ級。由利本荘市などの沖合には、大規模な洋上風力発電所の建設計画も浮上している。産業振興や雇用拡大を期待する県や関係市町は事業を後押ししており、民間事業者も一大事業に熱い視線を送る。

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洋上風力発電について3人の専門家に聞きました