「なんで秀二さんとバスケできないのか…」 能代工・小野HC退任に部員涙

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
部員や保護者などに経緯が説明された父母会
部員や保護者などに経緯が説明された父母会

 能代工業高校バスケットボール部の立て直しを託された小野秀二さんの突然のHC退任。16日の父母会は、2時間半近くに及んだ。「生徒の命を守る」と危機管理強化を新体制に求めた学校側の決断は、選手、監督として日本代表経験がある小野さんの下でプレーを強く望む部員や保護者の声に押され、再考を迫られた。

 この日は、新型コロナウイルス感染防止のため出席できない県外の保護者向けに、県内の保護者が携帯電話のライブ配信機能を使うなどして中継した。

「あまりに急で涙がこぼれた。なぜ自分たちに話がなかったのか」「なんで秀二さんと一緒にバスケができないのか」。せきを切ったように部員が訴え始めた。様子を見守った保護者の1人は「新体制の善しあしではなく、子どもたちが納得できる説明を求めていたが、できていないと思う」と落胆した。

 高校バスケ界で知名度に勝る同校のチーム人事を巡り、保護者の批判は、部員らをはじめ、関係団体への相談や事前調整がなかった点にも及んだ。生徒や保護者の反発を受けて荒川校長は態度をいくらか軟化させたが、出席者の1人は「学校と部員、指導陣、保護者との関係にしこりが残らないか」と懸念した。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 826 文字 / 残り 332 文字)

秋田の最新ニュース