猛練習、おはやしの笛吹けるように 楓子さんとゆき先生

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2年前の竿燈まつりで笛を吹く楓子さん(右)。最終日に佐々木さん(左)が見に来てくれた=2018年8月、秋田市の竿燈大通り(左近さん提供)
2年前の竿燈まつりで笛を吹く楓子さん(右)。最終日に佐々木さん(左)が見に来てくれた=2018年8月、秋田市の竿燈大通り(左近さん提供)

 秋田市大町に住む保戸野小学校4年生、平野楓子(かこ)さん(9)は、1年生の夏に見に行った竿燈まつりで、高学年の先輩がおはやしの笛を吹く姿に憧れた。

 2年生になった翌年6月、父親の左近さん(39)の勧めで、近所にある市民俗芸能伝承館「ねぶり流し館」で開かれる講習会に参加。それまで笛を持ったこともなかった楓子さんは、うまく鳴らすことができなかった。10日間の講習に毎日通ったが、最後まで思うような音は出ずじまい。「悔しくて、泣いてしまったこともあった」

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