酒造「大納川」事業承継から1年 売上高1・5倍に

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大納川を率いる田中社長(右)と杜氏の佐藤さん
大納川を率いる田中社長(右)と杜氏の佐藤さん

 1914(大正3)年創業の酒造会社「大納川」(横手市大森町)は、昨年4月の事業承継から1年で、売上高を1・5倍の4500万円に伸ばした。2年目は新型コロナウイルスの影響で苦戦しながらも、瓶貯蔵の導入やロゴマーク変更などを行ってきた。

 同社は昨年4月に備前酒造本店から田中文悟さん(44)が経営を引き継ぎ、社名を代表銘柄の大納川に改めた。田中社長はアサヒビールや酒販会社を経て、2010年に独立。その後10年にわたり県内外の酒造会社12社の再建に携わり、横手市大沢の阿櫻酒造社長も務めた。そうした縁もあって大納川の社長に就いた。

 大納川の1年目は、情報発信や消費者の好みに合わせた営業活動を積極的に展開。販売先を拡大し、売上高増につなげた。杜氏(とうじ)の佐藤好直さん(48)がそれまで造っていなかった無ろ過原酒「天花」を生み出すなど、伝統を継ぎながら商品開発にも力を入れている。

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