時代を語る・小川健吉(2)お金なく夫婦げんか

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父運吉と母ナヲ
父運吉と母ナヲ

 実家は十文字町佐賀会の新関集落の農家でした。両親と子どもが5人。俺は末っ子で、姉が3人、兄が1人です。ただ、次女は、はしかにかかり7歳で亡くなってしまいました。俺が生まれる前のことです。

 父の運吉は隣の湯沢市角間から婿入りしました。うちには田んぼと畑があって、畑ではナスやナガイモを作っていました。父はコメと野菜だけでは食べていけないと、リンゴとブドウを始めました。戦後になってからだと聞いています。

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