竿燈中止、教え子との再会心待ち おはやし指導のゆき先生

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本町五丁目竿燈会の佐々木さん。手にしているのは、竿燈まつりの屋台に使われる装飾品=秋田市大町の佐々木造花店
本町五丁目竿燈会の佐々木さん。手にしているのは、竿燈まつりの屋台に使われる装飾品=秋田市大町の佐々木造花店

 大好きな父と竿燈で共演したい一心で佐々木由紀代さん(55)が笛を始めた40年ほど前、町内の竿燈会に女性会員は1、2人しかいなかった。

 現在は多くの女性がはやし方として活躍している竿燈まつりも、かつては差し手、はやし方ともに女人禁制だった。竿燈の歩みなどについて秋田市竿燈会がまとめたガイドブックには、はやし方として女性の参加が始まったのは1967年だと記されている。

 佐々木さんは11歳ごろから、父精治さんの後をついて練習に参加するようになった。「初めてはんてんを着て竿燈大通りで演奏したときは、まるで夢の中にいるようだった」。華やかなおはやしの音や「どっこいしょー、どっこいしょ」の掛け声に圧倒された記憶が残っている。

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