医療品の過度な輸出規制を警戒 貿易報告書、新型コロナで

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 経済産業省は25日、2020年版不公正貿易報告書と対応方針を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大による医療品の輸出規制が行き過ぎないよう注視が必要と指摘した。世界貿易機関(WTO)を通じた監視を継続する。インドによる光ファイバーの緊急輸入制限(セーフガード)などを問題のある措置として掲げた。

 WTOによると、4月23日時点で80カ国・地域がマスクや手袋といった医療品などの輸出を制限。命や健康を守る目的であればWTO協定に反しないが、経産省は「危機的状況を隠れみのにした過度な措置」につながる恐れがあるとして、監視の必要性を強調した。