時代を語る・小川健吉(5)忘れられない「事件」

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記念誌に寄稿した文章
記念誌に寄稿した文章

 中学生時代のある出来事を今も時々思い出します。大げさかもしれませんが、この出来事のおかげで今の俺があると思っています。

 十文字中学校に入った昭和36(1961)年の夏休み、いつものように近くの皆瀬川で水遊びをして帰る途中でした。畑にうまそうなモモがなっていたんです。腹がへっていて、友達と勝手にもいでいるところを通り掛かった人に見つかってしまいました。怒られて謝ったのですが、その人は学校にも連絡したんです。

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