県境越え移動、1日から一部緩和 イベントも段階的に自粛解除

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 秋田県は26日、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を開き、県境をまたぐ移動の自粛要請について、6月1日から一部緩和することを決めた。観光目的での県外移動や、イベントの開催については、政府の基本的対処方針に沿って段階的に緩める指針を示した。

 県境をまたぐ移動は、仕事の出張や帰省などについては6月1日から解除する。ただ、最後まで緊急事態宣言の対象となった5都道県(北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川)への移動は18日まで避けるよう求めた。

 観光目的での県外移動は18日まで引き続き自粛を求め、19日以降は地域の感染状況に注意しながらであれば差し支えないとした。

 イベント・行事の開催については、全国的・広域的に人の移動が見込まれる祭りは7月31日まで自粛を求めた。8月以降は十分に人との間隔を取りながらであれば可とした。コンサートや展示会は、6月1日から7月31日まで3週間ごとに段階を設け、参加人数の上限を徐々に引き上げていく。

 転入や長期の出張で県外から来た人に対する2週間程度の外出自粛要請は、今月31日で終了する。

 佐竹知事は対策本部会議で「全て解決したということではなく、油断をするとすぐにぶり返すことになる。3密の回避、マスクや手洗いといった基本的な対策は、治療薬が開発されるまで続けてもらいたい」と述べた。

 25日の記者会見では、29日に対策本部会議を開く方針を示していたが、日程を早めた。佐竹知事は26日の会議で「東北の他の県との調整が取れたため、早めに県民に伝えるために急きょ開いた。東北6県で足並みをそろえる形で合意した」と説明した。