花火打ち上げ悪疫退散、全国一斉に 大曲の花火師ら企画

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全国一斉に打ち上げる花火について話し合う齋藤さん(右奥)と、響屋大曲煙火の社員ら
全国一斉に打ち上げる花火について話し合う齋藤さん(右奥)と、響屋大曲煙火の社員ら

 かつて花火が疫病をはらう意味で打ち上げられていたことにちなみ、大仙市の若手花火師らが全国に呼び掛け、新型コロナウイルスの収束を願う花火を一斉に打ち上げる計画を進めている。27日現在、全国158業者が賛同しており、「新型コロナの影響で疲弊した全国の人々の心を花火で元気づけたい」としている。

 新型コロナの影響で全国の花火大会が相次いで中止になり、花火業者は昨年から製造してきた花火玉を出荷できない状態に陥っている。経営への打撃は大きく、雇用維持が難しくなることで製造技術の継承を懸念する声も上がっている。

 こうした状況を受け、自分たちで花火を打ち上げる機会をつくろうと、大仙市の響屋大曲煙火社長の齋藤健太郎さん(40)と北日本花火興業専務の今野貴文さん(28)が、交流がある全国の若手花火師9人とともに、4月からオンラインで話し合いを重ねてきた。

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