新ブランド米の作付推奨地域 「なぜ県北は除外?」

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 秋田県が2022年度の市場デビューを目指す県産米の新品種「秋系821」の作付推奨地域が県南と県央の一部に限定されたことを受け、県北の農家からは線引きへの疑問や推奨地域の拡大を望む声が上がった。県の方針に一定の理解を示す意見も聞かれた。

 「すぐ近くの大潟村や八郎潟町が良くて、なぜ自分たちは駄目なんだろう」。大潟村に隣接する三種町鹿渡のコメ農家、鴨田誠悦さん(72)が首をひねる。

 高値販売が期待できるブランド米として、秋系821を栽培できる日を楽しみにしていた。昨年秋に大館市で開かれた県種苗交換会で試食し、食味の良さを実感してから、その思いはさらに強まっていたという。「がっかりだけど、県が決めたならなんともならないな」

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