時代を語る・小川健吉(7)年下引き連れ鳴子へ

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雄勝から鬼首峠に向かう国道108号の旧道。現在は使われていない=今年3月
雄勝から鬼首峠に向かう国道108号の旧道。現在は使われていない=今年3月

 高校1年の夏休みに、自転車で宮城県の旧鳴子町(現大崎市)に、3泊4日で出掛けたことがあります。メンバーは地元の新関集落の子ども6人。俺が最年長で、一番下は小学校6年生でした。仲間でキャンプをやろうということになったんです。最初は近くの皆瀬川の河原でもいいかなと思ったのですが、どうせ行くなら遠い方が面白いだろうと盛り上がって。

 テントは十文字の公民館から借りました。小学生も一緒だと言えば絶対に断られると思い、「全員、高校生です」とうそをついちゃった。みんな無事に帰ってこれたから良かったものの、事故でもあったら大変でしたね。それでも、子どもたちの母さん方は「健吉と一緒なら、行ってもいいよ」と許してくれたのがうれしかった。

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