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鹿角市最大の行事「花輪ばやし」が戦後初の中止に追い込まれた。担い手や祭りを取り巻く関係者の思いを伝える。
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人前に出るのは得意ではなかった。それでも自ら手を挙げた。地域の誇れる遺産をもり立てるために―。鹿角市花輪の会社員阿部克宏さん(39)は昨年10月16日、「花輪ばやし若者頭協議会」の第52代会長に就任した。
市内のホテルで行った協議会の総会で、来賓や関係者約60人を前に「期待して見に来てくれるお客さんに最高のパフォーマンスを披露できるようにしっかりと準備を進める」と決意表明した。
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