花輪ばやし中止、町内に感謝伝えられず引退

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昨年の花輪ばやしで屋台出発前の神事に臨む菅原さん(中央)
昨年の花輪ばやしで屋台出発前の神事に臨む菅原さん(中央)

 鹿角市花輪の市社会福祉協議会職員菅原崇さん(40)にとって、今年の花輪ばやしは特別だった。第一線の担い手として参加できる最後の機会だったからだ。だが、新型コロナウイルスの影響で中止が決まり、花道を飾れなくなったことに、何とも言えない気持ちが募った。

 数えで42歳になる年を最後に引退となる定年制を採用する花輪ばやしでは、例年、現役を終える担い手たちが各町内で華々しく送り出される。菅原さんは今年、これまで支えてくれた町内の住民に感謝の思いを伝えようと思っていたが、かなわなくなった。

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