中国、米に対抗措置も 香港巡り「新冷戦」激化

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30日、香港の米総領事館前で、香港への特別優遇措置の廃止を表明したトランプ大統領に抗議する人々(AP=共同)
30日、香港の米総領事館前で、香港への特別優遇措置の廃止を表明したトランプ大統領に抗議する人々(AP=共同)

 【北京共同】トランプ米大統領が香港優遇措置の廃止を打ち出したことに対し、中国共産党系新聞の環球時報(電子版)は30日の社説で、「偽りに満ちた」発表だと強く反発した。中国は香港問題を内政と位置付け「外部勢力の干渉」を拒絶する姿勢を示しており、対抗措置を取る構え。

 中国が香港への国家安全法制導入を決めたことを受け、米中の「新冷戦」が激化しかねない状況となった。

 ただ香港は中国の対米輸出の迂回ルート。米国が香港に中国本土と同じ制裁関税を適用すれば、新型コロナで苦境にある中国の輸出製造業が壊滅する恐れもあり、習近平指導部は慎重に対応を検討しているとみられる。