時代を語る・小川健吉(12)出稼ぎで線路の補修

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出稼ぎで国鉄の線路を点検=昭和52年
出稼ぎで国鉄の線路を点検=昭和52年

 農家になって2年目の昭和43(1968)年から、十文字の人たちとグループで出稼ぎに行きました。農業だけでは生活が苦しく、出稼ぎの収入が家計を支えていました。この先必要になるだろうと、1年目の冬は車の運転免許証を取りました。

 最初の出稼ぎ先は、千葉県市原市の姉ケ崎にある東京電力の火力発電所。取りまとめ役の近所の人に頼み、連れていってもらいました。発電所内の鉄骨に上って配線作業をしました。現場には飯炊きをする出稼ぎのお母さんたちもいてね。親子で、あるいは夫婦で出稼ぎに行く家も珍しくありませんでした。

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