激励受け「宿守りたい」 ふるさわおんせんCFで維持費募る

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看板の秋田犬2匹が出迎える「ふるさわおんせん」
看板の秋田犬2匹が出迎える「ふるさわおんせん」

 秋田犬が出迎える温泉宿として知られる秋田県大館市字新綱の「ふるさわおんせん」は、新型コロナウイルス流行の影響で経営が厳しくなり、クラウドファンディング(CF)で施設の修繕費や維持費を募っている。一時は廃業も検討したが、小林薫社長(44)は「激励のメールも多い。皆さんの協力で温泉宿を守っていきたい」と話す。

 ふるさわおんせんは1975年開業。秋田犬は2017年5月から飼育している3歳の温(はる)と、温の子どもで2歳の華がおり、ともに赤毛の雌で、玄関前で来客に愛嬌(あいきょう)を振りまく。

 2匹は会員制交流サイト(SNS)や雑誌などで話題に上り、海外から宿泊や見学客が訪れるようになった。今年は一層の来客増を見込んでいたが、新型コロナの感染拡大で状況が一変。ゴールデンウイーク期間の4月下旬から約2週間は休業。さらに東北の夏祭りの中止が相次いで決まり、稼ぎ時として期待していた7、8月分もキャンセルが続いた。

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