県内出生数、過去最少4696人 19年、初の5千人割れ

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 2019年に秋田県内で生まれた赤ちゃんの数が、前年より344人少なく過去最少の4696人だったことが、厚生労働省が5日発表した人口動態統計(概数)で分かった。13年連続の減少で、1899年の統計開始以降、初めて5千人を下回った。

 亡くなった人は前年より350人多い1万5784人。出生数から死亡者数を引いた自然減は、過去最大の前年(1万394人)より694人多い1万1088人だった。

 人口千人当たりの自然増減率はマイナス11・5。減少率は全国最大で、8年連続全国ワーストだった。

 死亡者数のうち、最多はがんで亡くなった人で4157人。10万人当たりのがん死亡率は431・7で、23年連続全国ワースト。同じく脳血管疾患による死亡率も168・7で全国ワーストだった。

 女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を表す合計特殊出生率は前年と同じ1・33だった。

 千人当たりの婚姻率は3・3で、20年連続で全国で最も低かったが、婚姻数は3161組で11年ぶりに増加した。千人当たりの離婚率は1・33で、全国で3番目に低かった。

 佐竹敬久知事は「出会い・結婚から妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援による少子化対策を官民一体となって強力に進める」などとするコメントを出した。