仕事のゲンバ:KEN弦楽器工房(秋田市) 手作業で最高の一本を

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かんながけした2枚の木板を合わせ、隙間がないか念入りに確かめる斉藤さん。これがギターの表板となる
かんながけした2枚の木板を合わせ、隙間がないか念入りに確かめる斉藤さん。これがギターの表板となる

 秋田市外旭川の住宅街の一角に「KEN弦楽器工房」はある。クラシックギター(モダンギター)をはじめ、その前身とされる「19世紀ギター」やバロックギター、ウクレレなどの受注製作を手掛け、完全オーダーメードが売り。斉藤健(たけし)さん(54)はギター製作家として、その全ての作業を一人でこなしている。

 工房は実家2階にある6畳ほどの洋室。5月下旬に訪ねると、斉藤さんはギターの表板作りの真っ最中だった。「100分の1ミリ単位の世界なんですよ」。かんなで削った2枚の木板をはぎ合わせ、隙間がないか念入りにチェックしながら、そう話した。同じ木目の2枚の板をはぎ合わせる「ブックマッチ」と呼ばれる手法で、木目が左右対称な美しい見た目の楽器に仕上がるという。

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(全文 2375 文字 / 残り 2052 文字)

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